第五章 〜由紀乃〜
2006 / 09 / 02 ( Sat ) もう、秋ですね〜☆
夜は上着がないと寒いと感じるようになってきました。 夕焼けもとってもきれいです。 そろそろかな?焼き芋屋さん♪♪ 久しぶりの自作小説です。 どんなストーリーかわからない方のためにも 第一章から読めるようにリンクをかけているので、 是非読んでみてください◇◆ |
第四章 〜由紀乃〜
2006 / 07 / 01 ( Sat ) 第一章<前編> 第一章<後編> 第二章 〜美弥〜 第三章
それは、去年の冬のことだった。 私はコーヒーを飲もうとして、誤って手から滑り落としてしまった。 「あっ」 カップが落ちるのがスローモーションで見える。 私の手も動くのが遅くなる。 カップは割れた。 「あぁ〜あ、やっちゃったね」 と春子さんが反対側のデスクから顔を覗かせた。 「すみません」 「いいのよ、よくあることなんだから」 「すぐに片付けます」 「私も手伝ってあげる」 「あっありがとうございます」 破片を拾いながらも、春子さんの綺麗な手を見てしまう。 白い肌に長い指、爪は付け爪のような整った形だった。 「痛っ!!」 案の定指を切ってしまった。切れたところから血が出てくる。 「本当にすみません。」 春子さんからは何もかえってこない。 空気が変わったように感じられた。 拾っていた破片が落ちて、だんだん足が 私のほうから立ち退いていくのが見えた。 「い・・・嫌・・・・」 「春子さん?・・・」 「嫌ーーー!!」
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第三章 〜由紀乃〜
2006 / 06 / 24 ( Sat ) 第一章<前編> 第一章<後編> 第二章 〜美弥〜
朝ご飯にトーストを食べて、ここから電車で20分のところにある 会社へと向かった。大学卒業後、すぐ会社に就くことができたから 親の仕送りがなくても、なんとか食べていけるくらいのお金は 手に入った。いわゆるOLだ。 私は今まで何のために頑張ってきたんだろう。 一時は小説家になる夢も持っていたのに、気が付けば れっきとしたOLになっていた。 当然、就職してからまだ1年の私は会社の中では新人で、 仕事という仕事も与えられてはいない。 お茶、コピー、掃除の3点セットが常だ。 上司の手伝いをすることはめったにない。だから、 手伝ってほしいと言われると嬉しくなって、ついはりきってしまう。 まだ他の人が来る前に会社に着いて、制服に着替えてから 掃除を始めた。掃除は来た人からするということになっているが、 たぶんその言葉の意味は、新人が早く来て掃除をしろということ だろう。私のほかにも入社1年目はあと5人いるのに、なぜか いつも私だけがこうして掃除をしている。 それがだんだん、自分の中でも普通になってきてしまった。 掃除を始めてから10分後、ドアが開く音がした。
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第二章 〜美弥〜
2006 / 06 / 17 ( Sat ) また逃げてしまった。嫌なことがあると、すぐに逃げ出してしまう。
自分で自分が嫌になる。私が帰るところなんてなかった。 でも、由紀だけは・・彼女だけは受け入れてくれると思っていた。 まだあの家に住んでいるのだろうか。公衆電話からかけても でなかった。もう寝ているのかもしれない。 とりあえずマンションにまで行ってみよう。 静けさに旅行鞄の音がよく響く。 カーテンごしに電気がついているのが見えた。 会いたいよ・・・すごく・・。 由紀がいることを願いながら、部屋までいってみた。 この荷物で階段を上るのは少々きつい。 ドアの前まできた。表紙は・・・ 山村由紀乃。 恐る恐るインターホンを押してみた。どんな顔をするだろうか。 私を受け入れてくれるだろうか。中から懐かしい声がする。 「はい。」 「私よ。秋下美弥」 ドアが開いた、由紀だ。髪はショートカットになっていた。 やっぱり少し驚いているようだ。当たり前だろう。 でもすぐに私を中に招き入れてくれた。 やっと会えたよ・・・由紀・・・。
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